もしも逃げてしまえば

推しを求めて三千里の途中です

恋だけどー!恋じゃなかったー!

トトロっていいよね。わたしもトトロに抱き着きたい。もふもふしたい。

 

 

こちらのエントリ、ちょ~~わかるう~~~~!!!と思いながら流星群させていただきました。星星星、星に次ぐ星。

 

「好きな人いるの?」と聞かれれば推しくんの顔を思い浮かべます。そしてその反応を見て「いるんだ~?」とにやにやされても「い、いないよ…ほんとだよ…!」と内心冷や汗かきつつ必死の否定。

推しくんの好きな髪形や服装は…あまりにもわたしとイメージがかけ離れていてちょっと無理だなって思うけど、似合うもんならしてみたい。しかしピンクってなんですか。美味しいんですかそれ。せめて似合いそうなやつを好きって言ってくださいよ推しくん。(無理難題)

デート特集は「あーでも推しくんこういうところ苦手そうだもんなあ…」とか考えてるけど、もうその時点で思い浮かべているということです。夜景の綺麗なレストランが似合わない推しくんが好きだよ。

地元ではさすがに遭わないだろうけど、東京行くときょろきょろしちゃうよね。事務所の最寄りとか、現場近辺とか。そうじゃなくても「この街で推しくんは暮らしてるんだ…!」とか思っちゃう。

何をしてても推しくんのこと考えてます。24時間365日、寝ても醒めても。たまに夢にまで登場してくれるから起きた瞬間に笑っちゃう。年中無休で推しくんが好きです。大好きです。愛してます。

実際に会えたら聞きたいこと、たくさんあります。でもきっと何も言えずに立ち尽くすのみで声をかけられるかどうかも怪しいかもしれません。そして一生後悔するんです。せめて握手くらいしとけば…!って。

推しくんがつぶあん派かこしあん派かは分からないけれど、どちらだろうと構いません。問題はない。つぶあん派だったとしてもわたしもつぶあん派なので、わたしが顎キル食らってる間に推しくんは逃げて!はやく!!!

 

どうでしょう、ガチ恋診断面白いくらいすべてに当てはまりました。しかし、わたしはガチ恋ではありません。「ガチ恋ではない芸」ではなく、本当に完全に嘘偽りなく確実にガチ恋ではないのです。大事なことなのでもう一度言っておきます、わたしはガチ恋ではありません。

 

 

わたしは推しくんが大好きです。推しくんの見せてくれるステージが大好きだし、推しくんがお仕事へ向き合う姿勢には尊敬の念を抱いてます。推しくんが笑ってくれたらそれだけではっぴー、嫌なことは全部吹き飛んじゃう。

だけど、わたしは推しくんのすべてを知っているわけではありません。推しくん(と事務所)が「ここまでなら見せても大丈夫だな」と判断した、推しくんのたった一部分だけしか知りません。しかしそれは舞台に上がる人間、“芸能人の推しくん”のすべてです。推しくん本人のことは一部分しか知らないのに、芸能人の推しくんのことならわたしはなんでも知っています。知ることができます。そしてその一部でしかない“芸能人の推しくんのすべて”を見て、わたしは「推しくんが好き!」と言っているのです。

 

とあるバンドマンさんの話をします。仮にその人をAさんとしましょうか。

バンドマンといえば飲酒喫煙は当たり前、ライブ前に箱の外で煙草をふかしていたり、ライブ中に酒を飲んだりしている姿なんていうのはまったく珍しいものではありません。ファンも銘柄を特定して1カートン差し入れたり、箱の隣のコンビニでビールを仕入れて渡したりなんてのはよくある話。ライブハウスではなんてことのない日常的な風景です。Aさんも喫煙者であり、相当なお酒好きでした。しかし、Aさんのバンドはファンシーで可愛らしい楽曲を取り扱っている為、「イメージを崩しかねない」と事務所からファンやメディアの前での喫煙を禁止されていたそうです。最近になってAさんのバンドは事務所を移籍し、その際にAさんが「実は僕…喫煙者なんですよ…」と告白、ファンは相当ざわめいたとか。

 

これを推しくんに当て嵌めてみます。推しくんは喫煙者だけど、事務所と相談してファンにはそれを見せないように決めているとします。そうすると、わたしは推しくんが喫煙者だということを知りません。何なら「推しくんは絶対に煙草なんか吸わない!」と無意識に思い込んでいるかもしれません。だけどそれは、推しくんと事務所が考えた“芸能人の推しくんとしてのイメージ”を刷り込ませる戦略としては大成功。そしてそのイメージ戦略がある限り、わたしの大好きな“芸能人の推しくん”は絶対に煙草を吸いません。

わたしは、芸能人さんを推すことは、ある種の“偶像崇拝”だなと思っています。はてなキーワードで“推し”を調べると*1、「自分が支持したり愛好したり信仰したりする対象を指す。」と出てきます。推すことイコール信仰すること。確かに間違っていないと思うし、実際にそうだなと思うことも今まで何度かありました。しかし推すことイコール信仰することだとして、信仰対象は“推しくんそのもの”ではありません。“芸能人の推しくん”です。推しくんと事務所のイメージ侵略によって作られた、推しくんだけど推しくんじゃない人。言ってしまえば偶像。本当なら実在しないと言っても過言ではない人物。そんな人を信仰するのだから、そうつまりこれは偶像崇拝*2

先ほどデート特集や街で遭遇した際の想像をすると述べましたが、その想像の中の推しくんは“芸能人の推しくん”であり、“本来の推しくん”ではありません。だけど当たり前です、だってわたしはその推しくんしか知らないから。実際の推しくんは夜景の綺麗なレストランでも様になるかもしれません。なんかかっちょいいスーツとか着ちゃって、テーブルマナーも卒なくこなしちゃったりして。想像もつかないけれど。

 

わたしの見ている推しくんは、間違いなく実在する人だけれど、それと同時に間違いなく偶像です。わたしの知らない、知ることのできない推しくんは確実に存在するのです。だけどわたしはその推しくんを知りたいとは思わないし、興味もありません。たまにプライベートの切り売り*3程度の供給はあるかもしれませんが、それも「推しくんちゃんと休めてる!良かった!」と安堵する為の目安としか思っていません。もちろん、今の仕事を本当に大事に思っているのであれば、カノバレクズバレなどは絶対にあってはならない。推しくんの偶像を壊す人間は、例えそれが本来の推しくん本人であろうとも許せません。だからプライベートもきっちりしてくれなきゃ困ります。が、推しくんにそんな心配はしていないので大丈夫です。推しくんはそんな人じゃないって信じてます。

 

偶像相手でも恋しようと思えば出来ます、が、それをするにはわたしはあまりにもリアリストすぎました。向いてない。そもそもしようとも思わなかった。それだけの話です。

 

 

…と、いうのが、わたしがガチ恋ではない理由の1点目。そしてもうひとつにして最大の理由が、「推しくんはパートナーとして向いていないから」です。

ここからは推しくんの悪口です。いや、悪口ではないのだけれど、そう捉えられても仕方ないなあという話です。大前提として、わたしは推しくんが好きで好きで大好きで、愛しています。この話をする上での絶対条件です。だけれども、好きだからといって推しくんのすべてを許せて受け入れられるかと言ったらまったくそうではありません。それは先に述べた偶像のくだりにも通ずるところがあるので、きっとお察しいただけるかなと思っています。

以上、踏まえた上でお読みいただけますと幸いです。

 

わたしの元推しSくんはバンドマンでした。バンドマンは飲酒喫煙は当たり前、女性関係で揉め事を起こすことも少なからずあり、世間の皆さまから“バンドマンはクズだ”というイメージを持たれているという事実は残念ながら否定できません*4。そんな中、Sくんは煙草は吸うけどお酒はあまり得意ではなく、また女性関係で揉めるどころかバンドを始めてからずっと彼女すらおらず*5、そういった“バンドマンはクズ”というイメージからはちょっと外れた存在でした。しかしSくんを追っていればその周りのバンドマンの聞きたくもない浮ついた話を耳にしてしまうことも避けられず、そんな話を聞く度に「あのバンド、めっちゃいい曲作るし、ライブだって最高なのに、メンバーさん実はそんな人だったんだ…」と落ち込まずにはいられませんでした。

今これ書いてて思ったんですけど、こういう状況を度々見ていたせいで推しくんを偶像だと思うようになったのかもしれないですね。ステージ上では格好良いのに、プライベートはまるでなってないバンドマン。それでもそのバンドと音楽は好き。嫌いになれない。自分でものすごく納得してしまった…そうか、そういうことなのかも。

 

話を戻しまして。

バンドマンのケースほど酷い話じゃないにしろ、推しくんに対して「ん?」と思う場面っていうのは少なからずあるんです。諸事情により具体例を出したくはないのですが…推す対象としてはめちゃくちゃいい人だけど、実際に付き合うとしたらややこしい性格をしていて、うまく付き合っていける自信がまるでないんですよね。推しくんって。そういった性格的な理由もそうなんだけど、後は環境的な理由もあります。よくある話としては、実家暮らしであるだとか。結婚するような相手を選ぶ際には一人暮らしを経験した人にしておきなさいよって、きっと聞いたり言われたりしたこと誰しもがあるんじゃないかなって思うんですけど、例えば推しくんが未だに実家暮らしだったらちょっと現実的じゃねーなあって…思ったり*6

 

というか、元も子もないこと言っていいですか?自分以外からの異性からきゃーきゃー言われてる人物と付き合って結婚して、幸せになれますか?心落ち着かなくないですか?いつ週刊誌に撮られるか。いつファンに凸られるか。いつ事務所に「邪魔だから別れて」と言われるか*7。そうじゃなくても相手の周りには可愛い子が溢れ返って選り取り見取り状態。対して自分は何の個性もないただの一般人。いつ捨てられるかわかったもんじゃないです。これに耐えられる人、それでもいい!って人も中にはいるかもしれませんが、わたしには到底無理です。

(ガチ恋さんの中には「付き合うとか考えてない、でも推しさんが好き」という方もいらっしゃると思います。「推しさんのことは好きだけど付き合いたいかって言ったらわからない」という方も然り。それはそれでガチ恋スタンスとして全然ありだと思います。そしてそこをガチ恋の判断基準にしているケースもあると思います。上記の意見はあくまでも、わたし自身が完全ガチ恋否定スタンスとして考え、だからわたしはガチ恋ではないのであるということを証明するひとつの根拠として述べたたまでですので、ご了承下さい。)

 

このガチ恋の話を某所でしていたところ、「芸能人とファンとしてではなく、一般人同士として出会っていたなら」という意見が出ました。なるほどなと思いました。そして考えました。もしも、推しくんとわたしが一般人同士で、クラスメイトとか、近所の人とか、職場の同僚だったとしたら。

一瞬で「ねーな」と思いました。まずLOVE(恋愛感情)どころかLIKE(好意)を抱くかどうかも怪しいレベルです。まあHATE(嫌い)は無さそうだけど…好きでも嫌いでもなく、普通。関わらなきゃいけない場面があれば卒なくこなすけど、積極的に絡んでいこうとは絶対に思わない気がします。だって面倒臭いもん、あの性格。(おっと)

相手が相手と言いましたが、実際に考えてみましょう。果たして推しと彼女になれるか?結婚できるか?いや、無い!ありえない!ってなってしまう人が過半数ではないでしょうか?
ですが考えてみてください。可能性の話じゃないんです。もしなれるなら、なりたいって思ってしまいませんか?

引用元の狂気のガチ恋先輩・夜さん*8は、恐らくこちらの一節を「わたしなんかが推しさんと付き合おうだなんておごがましい…!」という否定を想定して書かれたのだと思いますが、わたしの場合は「あの推しくんと上手く付き合っていける訳がない!あんな面倒な性格してるのに!わたしとは絶対に合わない!」という否定です。推しくんの人格そのものを否定してると捉えられても何ら文句は言えませんね、この文章。そんなことはないんだけど…なんだろなあ、仕事に対してストイックに取り組む真面目さんは、推す対象としてはものすっごく推せると思います。だけど、じゃあそれが恋人だったら?ってなったら、ちょっと厄介だなあって思っちゃうんです。そんな感じです。

語弊を生む文章でしかない気がしてめちゃくちゃ頭抱えてます。大丈夫ですか?伝わってますか?何かあればお題箱まで投げてもらえれば後日別エントリで回答させていただきますので…!

うりさんのお題箱

 

 

さて。ここまで直接的な表現は避けてきましたが、ぶっちゃけます。この話題を最初に見て自問自答した瞬間、真っ先に思い浮かんだのは「ぜっっっってえ嫌だ!!!付き合いたくねえ面倒臭ぇあんなやつ!!!!!」でした。もう瞬殺で答えは出ていたのです。はいおめでとう!わたしガチ恋じゃない!やっふー!

でもそれじゃアンサーにならないよなと思い、じゃあなんで嫌なのか、考えてみたのが当エントリです。ガチ恋にはいろいろな意見があるかと思いますが、ここまでの完全否定型も中々珍しいんじゃないかなあと思います。なので「こんな考えの人もいるんだな」程度に捉えてもらえれば幸いです。

あ、あと。当エントリでガチ恋の方を否定・非難する意図はこれっぽっちもありません。むしろ応援しています。ガチ恋の人はとても可愛いと思います。ガチ恋みんな報われますように!ついでにバンドマン各位もdisってごめんな!応援してるからな!全うな道を歩んで正攻法で夢叶えてくれよな!

 

以上をわたしのガチ恋アンサーソング(?)と代えさせていただきます。お粗末様でした。

 

 

*1:恐らく今この“推し”という文字の下にグレー線入ってると思うので、タップなりクリックなりしてみて下さい

*2:というか偶像崇拝はてなキーワードで調べるとまんま「アイドルヲタがアイドルを応援すること。」って出てきてワロタ

*3:「オフだったので美味しいもの食べに行きました!」って私服で美味しそうなものに齧り付く写真をSNSにアップしたりとか。

*4:そうじゃない人もめちゃくちゃたくさんいるよ!バンドマン総じてクズじゃないよ!!むしろ良い人の方が多いよ!!!

*5:確かなツテからの情報です。身内友人からの情報漏えいには気を付けろよバンドマン各位!

*6:「お前何様だよ」案件なのは百も承知です…すみません。

*7:これ芸能系の恋愛小説でよくあるシチュエーションだけど実際に有り得るんですかね?

*8:この二つ名めっちゃ好きですwww